藤田医科大学岡崎医療センターと勝鬘寺(しょうまんじ)愛知県岡崎市
藤田医科大学岡崎医療センターは、クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号で発生した新型コロナウィルスの無症状感染者と濃厚接触者128人を2020年2月19日から5回にわたって受入れ治療に当たりました。
横浜港からバスで到着したダイヤモンドプリンセス号の乗客の方がこの建物の中に誘導されていくところがTV中継されました。
その後3月9日には、ここ藤田医科大学岡崎医療センターに入院されていた全員の方が退所することができました。
日本中がその対応を見守る中、ひとりの2次感染者を出すこともなく医療機関としての使命を果たしました。
この出来事は、日本のピンチを救った三河の国の誇れる出来事として、その歴史に長く刻まれることでしょう。
その舞台になったのがこの藤田医科大学岡崎医療センターです。
新型コロナの発生当時には著名人をはじめ多くの方がお亡くなりになりました。
現在では予防接種の広がりやウィルスの変異などによって、幸いにもお亡くなりになる方は大きく減少しています。それとともに街も平静をとり戻しています。
ちなみに、この藤田医科大学病院岡崎医療センターのすぐ近くには1563年に起こった三河一向一揆の中心的役割を担った三河三ヵ寺のひとつである、勝鬘寺(しょうまんじ)があります。
投稿者 支部長
永易 幹章(72S)