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「あんな人こんな人」 File-004
東京支部 青木繁之様(61E)

昭和17年生まれの青木繁之様は、母校桃山学院大学入学以来、日本の血液・輸血のあるべき体制を目指して国内の売血血液を献血血液に、さらに輸入売血血液を国内献血血液での自給体制に導き、輸血による病気の蔓延を予防した方です。

その活動は、輸血用血液の99%以上が貧しい人々の売血だった昭和37年に、大阪赤十字学生奉仕団を結成(団長)、さらに関西献血学生連盟を結成(会長)し、釜ヶ崎(大阪市)の売血実態調査を行い、輸血後肝炎感染の実態を広く知らしめるなど、献血運動の推進を図ることに始まりました。

大学卒業後、日本赤十字社職員になり、献血専門の供給団体の現場での設立準備を行い、

新団体・財団法人献血供給事業団が設立、移籍しました。業務部長・総務部長・事務局長などを歴任し、血液供給の体制整備を行い、その後12年間理事長として日本独自の献血血液の供給体制を確立されました。

平成24年には、長年の貢献に対して、藍綬褒章を授与・秋の園遊会にも招待されました。

現在は、千葉のご自宅で元気に過ごされ、支部総会にも毎年参加していただいております。

 

投稿者:東京支部 支部長

森永英一(76B)

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